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2015.10.25「命より大切なもの」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
週報はこちらです。

聖書箇所 『士師記』11章29-40節
 29 【主】の霊がエフタの上に下ったとき、彼はギルアデとマナセを通り、ついで、ギルアデのミツパを通って、ギルアデのミツパからアモン人のところへ進んで行った。
30 エフタは【主】に誓願を立てて言った。「もしあなたが確かにアモン人を私の手に与えてくださるなら、
31 私がアモン人のところから無事に帰って来たとき、私の家の戸口から私を迎えに出て来る、その者を【主】のものといたします。私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。」
32 こうして、エフタはアモン人のところに進んで行き、彼らと戦った。【主】は彼らをエフタの手に渡された。
33 ついでエフタは、アロエルからミニテに至るまでの二十の町を、またアベル・ケラミムに至るまでを、非常に激しく打った。こうして、アモン人はイスラエル人に屈服した。
 34 エフタが、ミツパの自分の家に来たとき、なんと、自分の娘が、タンバリンを鳴らし、踊りながら迎えに出て来ているではないか。彼女はひとり子であって、エフタには彼女のほかに、男の子も女の子もなかった。
35 エフタは彼女を見るや、自分の着物を引き裂いて言った。「ああ、娘よ。あなたはほんとうに、私を打ちのめしてしまった。あなたは私を苦しめる者となった。私は【主】に向かって口を開いたのだから、もう取り消すことはできないのだ。」
36 すると、娘は父に言った。「お父さま。あなたは【主】に対して口を開かれたのです。お口に出されたとおりのことを私にしてください。【主】があなたのために、あなたの敵アモン人に復讐なさったのですから。」
37 そして、父に言った。「このことを私にさせてください。私に二か月のご猶予を下さい。私は山々をさまよい歩き、私が処女であることを私の友だちと泣き悲しみたいのです。」
38 エフタは、「行きなさい」と言って、娘を二か月の間、出してやったので、彼女は友だちといっしょに行き、山々の上で自分の処女であることを泣き悲しんだ。
39 二か月の終わりに、娘は父のところに帰って来たので、父は誓った誓願どおりに彼女に行った。彼女はついに男を知らなかった。こうしてイスラエルでは、
40 毎年、イスラエルの娘たちは出て行って、年に四日間、ギルアデ人エフタの娘のために嘆きの歌を歌うことがしきたりとなった。

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posted by 近 at 17:15 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

弱さを隠すために嘘をつく

いつもインターネットばかり見ているわけじゃないが(ホントですよ)、時々息抜きと情報収集のため、ブラウザを開く。
めったに遭遇しない、ある意味タイミングの悪すぎる謝罪広告に出会ったので、スクリーンショットを撮ってみた。

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「この度、私たちフォルクスワーゲンは、
クルマづくりにおいて最も重要な部分である、“お客様からの信頼”を傷つけてしまいました。
この場を借りて、深くお詫び申し上げます。」
うむ、殊勝な心がけぢゃ。
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posted by 近 at 15:13 | Comment(0) | 牧会卓話

2015.10.18「葬列は止まった」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。週報はこちらをご覧ください。

聖書箇所 『ルカの福音書』7章11-17節
 11 それから間もなく、イエスはナインという町に行かれた。弟子たちと大ぜいの人の群れがいっしょに行った。
12 イエスが町の門に近づかれると、やもめとなった母親のひとり息子が、死んでかつぎ出されたところであった。町の人たちが大ぜいその母親につき添っていた。
13 主はその母親を見てかわいそうに思い、「泣かなくてもよい」と言われた。
14 そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいた人たちが立ち止まったので、「青年よ。あなたに言う、起きなさい」と言われた。
15 すると、その死人が起き上がって、ものを言い始めたので、イエスは彼を母親に返された。
16 人々は恐れを抱き、「大預言者が私たちのうちに現れた」とか、「神がその民を顧みてくださった」などと言って、神をあがめた。
17 イエスについてこの話がユダヤ全土と回りの地方一帯に広まった。

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posted by 近 at 17:45 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.10.11「病は無駄じゃない」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
昨日は教会バザーでした。いやー、疲れました。楽しかったけど。更新が遅くなり、申し訳ありません。 週報はこちらです。

 ところで、皆様は山花典之さんという漫画家をご存じでしょうか。
キリスト教の伝道番組である『ライフ・ライン』でも2007年に取り上げられた、クリスチャンの漫画家です。

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神奈川県横浜市に住む漫画家、山花典之さんは現在、漫画雑誌『ビジネスジャンプ』に「オレンジ屋根の小さな家」を連載している。山花さんは、ヒット作「夢で逢えたら」などの作品で人気を得、地位や財産を手にしたが、挫折を経てキリストの愛を知り、変えられていったという。山花さんの漫画制作の様子をお届けするとともに、お話を伺う。(番組の紹介文より)
 なんと今日から10/19までYahoo!ブックストアで『オレンジ屋根の小さな家』第1巻が、一週間だけですが、無料で読めます。
私もさっそく読んでみました。泣きますわ。泣かせますわ。
こんなふんわりした(良い意味で)作品が、あのビジネスジャンプでよく続いたなと思いました。
たとえて言うならば、ライオン一家のオリの中に投げ込まれたウサギみたいな感じです。でもクロマティ高校の人が言っていました。
「ライオンの群れの中に一匹だけ元気に暮らすウサギがいたとする   そのウサギはスゲーウサギだと思わねーか!?」
「作者のひとこと」的なページで、ご自分が教会に導かれた証しや直接聖書の言葉を大胆に書いておられます。
頑張れ、ウサギ、じゃない、山花先生。豊栄キリスト教会は、山花典之先生を応援しています。

聖書箇所 『ヨハネの福音書』5章1-9節a
  1 その後、ユダヤ人の祭りがあって、イエスはエルサレムに上られた。
2 さて、エルサレムには、羊の門の近くに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があって、五つの回廊がついていた。
3 その中に大ぜいの病人、盲人、足のなえた者、やせ衰えた者たちが伏せっていた。
5 そこに、三十八年もの間、病気にかかっている人がいた。
6 イエスは彼が伏せっているのを見、それがもう長い間のことなのを知って、彼に言われた。「よくなりたいか。」
7 病人は答えた。「主よ。私には、水がかき回されたとき、池の中に私を入れてくれる人がいません。行きかけると、もうほかの人が先に降りて行くのです。」
8 イエスは彼に言われた。「起きて、床を取り上げて歩きなさい。」
9 すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。

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posted by 近 at 19:52 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.10.4「ただお言葉をください」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』7章1-10節
 1 イエスは、耳を傾けている民衆にこれらのことばをみな話し終えられると、カペナウムに入られた。
2 ところが、ある百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で死にかけていた。
3 百人隊長は、イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした。
4 イエスのもとに来たその人たちは、熱心にお願いして言った。「この人は、あなたにそうしていただく資格のある人です。
5 この人は、私たちの国民を愛し、私たちのために会堂を建ててくれた人です。」
6 イエスは、彼らといっしょに行かれた。そして、百人隊長の家からあまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。「主よ。わざわざおいでくださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。
7 ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。
8 と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに『行け』と言えば行きますし、別の者に『来い』と言えば来ます。また、しもべに『これをせよ』と言えば、そのとおりにいたします。」
9 これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。「あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません。」
10 使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべはよくなっていた。

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posted by 近 at 16:02 | Comment(0) | 2015年のメッセージ