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2016.3.6「愛は謙遜」

こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
週報はこちらです。

聖書箇所 『ヨハネの福音書』13章1-15節 

序.
 数年前の大河ドラマ「八重の桜」にも出てきた、同志社大学の創立者、新島襄のエピソードに、「自責の杖」という出来事があります。
現在は学生数26000人を擁する同志社ですが、140年前の開学当初はわずか8名でした。
しかも変人と呼ばれていた新島の下に集まってきた8人ですから、イエス・キリストの十二弟子に劣らずアクの強い人ばかりだったそうです。
一年目は何とか問題を起こすことなく終わりましたが、二年目にはいり、彼らは後輩との関係に不満をもって授業をボイコットしました。
たまたま留守にしていた新島は急いで学校に戻り、必死で授業をボイコットした二年生たちを説得し、彼らも拳を降ろします。
しかし教員や一年生のあいだから、学校をかき乱した彼らを厳しく処分すべきだという声が挙がり、新島は苦しい立場に置かれました。
そんな中で、ある朝の礼拝で、壇上に立った新島は厳しい表情で今回の事件の顛末を語り始めます。
そして学生たちの目を見据えながら、こう語りました。「今回の一件は、私の不徳のいたすところ、責任はすべて自分にある」。
そう言うが、突然右手に持っていた杖で左手を叩き始めました。
何度も何度も強く打ち付け、新島の手は腫れ上がり、杖は真っ二つに折れ、破片が飛び散りました。
それでも新島は叩くのをやめようとしません。
学生たちが彼の腕にしがみつき、泣きながらそれを止めました。その後学校は結束を得たそうです。続きを読む
posted by 近 at 16:54 | Comment(0) | 2016年のメッセージ