こんにちは。あなたの心に小さな一票を。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
さて、南京・・・ではなく、この4月から、
人手不足 次世代伝道の拡充のために、CS(日曜学校)教師も担当するようになりました。
そんなわけで礼拝とCSは、同じ聖書箇所からメッセージしています。手抜きではありません。聴衆の理解度を高めるための
牧会的配慮です。
講解説教を14年間続けてきた私としては大きなチャレンジでしたが、礼拝説教ではできないようなこともCSで試みています。
といっても、ネクタイを外してエジプト人のムチにしたりとか、忘年会の隠し芸みたいなノリですが。週報は
こちらです。
聖書箇所 『出エジプト記』3章1-14節
1 モーセは、ミデヤンの祭司で彼のしゅうと、イテロの羊を飼っていた。彼はその群れを荒野の西側に追って行き、神の山ホレブにやって来た。2 すると【主】の使いが彼に、現れた。柴の中の火の炎の中であった。よく見ると、火で燃えていたのに柴は焼け尽きなかった。3 モーセは言った。「なぜ柴が燃えていかないのか、あちらへ行ってこの大いなる光景を見ることにしよう。」4 【主】は彼が横切って見に来るのをご覧になった。神は柴の中から彼を呼び、「モーセ、モーセ」と仰せられた。彼は「はい。ここにおります」と答えた。5 神は仰せられた。「ここに近づいてはいけない。あなたの足のくつを脱げ。あなたの立っている場所は、聖なる地である。」6 また仰せられた。「わたしは、あなたの父の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは神を仰ぎ見ることを恐れて、顔を隠した。
7 【主】は仰せられた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の悩みを確かに見、追い使う者の前の彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを知っている。8 わたしが下って来たのは、彼らをエジプトの手から救い出し、その地から、広い良い地、乳と蜜の流れる地、カナン人、ヘテ人、エモリ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人のいる所に、彼らを上らせるためだ。9 見よ。今こそ、イスラエル人の叫びはわたしに届いた。わたしはまた、エジプトが彼らをしいたげているそのしいたげを見た。10 今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民イスラエル人をエジプトから連れ出せ。」11 モーセは神に申し上げた。「私はいったい何者なのでしょう。パロのもとに行ってイスラエル人をエジプトから連れ出さなければならないとは。」12 神は仰せられた。「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのためのしるしである。わたしがあなたを遣わすのだ。あなたが民をエジプトから導き出すとき、あなたがたは、この山で、神に仕えなければならない。」
13 モーセは神に申し上げた。「今、私はイスラエル人のところに行きます。私が彼らに『あなたがたの父祖の神が、私をあなたがたのもとに遣わされました』と言えば、彼らは、『その名は何ですか』と私に聞くでしょう。私は、何と答えたらよいのでしょうか。」14 神はモーセに仰せられた。「わたしは、『わたしはある』という者である。」また仰せられた。「あなたはイスラエル人にこう告げなければならない。『わたしはあるという方が、私をあなたがたのところに遣わされた』と。」
序.
先週の説教から、この『出エジプト記』を学んでいます。この聖書の出来事は、今からおよそ3500年前の時代に起きたことです。
モーセの同胞であるイスラエル人は、寄留しているエジプトで、彼らの奴隷として扱われていました。
ただの奴隷としてであればまだ希望があったでしょう。
しかしエジプトの王パロは、イスラエル人の力をそぐために、男の子は生まれたらすぐにナイル川に投げ込んで殺せと命じていました。
そのように、まったく将来に希望のない暗黒の時代に生まれたのが、後にイスラエルの指導者となるモーセです。
先週の説教では、このモーセが、神のご計画の中で、パロの王女に拾われて、養子として育てられていくという不思議を見ました。
彼は40歳になるまで、エジプトの宮殿で、当時最高の学問と教養を学んでいきます。
ここで、モーセに起こったことを、教会学校の紙芝居の一枚を使って説明します。
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