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2017.9.24「任せられたものを生かして」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
代務をしている村上福音キリスト教会の新会堂建設工事も順調に進んでおります。
早ければ12月上旬には移転できるということで、昨日も引っ越しへの準備として教会図書を整理しました。
何せ、余裕な部屋が一つもないギリギリの新会堂です。いらないものは全部捨てていかなければいけません。
ところがここで扱いに困るのが、「△△教会○周年記念誌」といったもの。数えてみたら30冊近くありました。
その教会の歴代牧師、教団理事長や宣教区長、それぞれの教会員、なぜか自治会長まで熱くたぎる文章を書いておられます。
「編集後記」にも担当委員が「願わくは、どうか神の栄光だけがあがめられますように」と祝祷レベルのことまで書いています。
なかなか捨てられませんよね。しかし捨てなければたまっていく一方なのです。
役所では入社してすぐに文書管理の研修を受けます。元公務員の牧師から「捨てられない同僚たち」へのアドバイス。
ただし、教会の書庫に余裕があるのなら無視して結構。他教会の記念誌を並べるのが好きな牧師もまた結構。
1.よその教会から記念誌が届いたら、牧師はすぐに教会員に回覧して、少なくとも自分は全部読みましょう。
2.読み終わったら、その教会に礼状を書きましょう。
3.その後、ためらわずに古紙回収に出しましょう。次に記念誌を開くのは本棚整理の時ぐらいですから。
自分の教会が記念誌を作るときに参考にする?まずしません。するとしても、何冊もいりません。
教会が保存する文書は、自分の教会に関するもので十分です。原則は「文書は作成した団体が保存する」です。
個人レベルで保存すると、引き継ぎのときに厄介ですね。突然担当の牧師や信徒がいなくなったりすると、文書のありかも消えてしまいます。
他の教会や団体から来たチラシや案内は、せいぜい一年も保存したら捨てます。記念誌も例外ではありません。
どうしても捨てられない部分(会堂建築の経緯報告など参考になりそうなもの)は、そこだけコピーしておきます。
記念誌を捨てるのは勇気(と信仰)が必要ですが、その教会には在庫が山ほど余っていますからまったく問題ありません。
参考になれば幸いですが、気分を害されたら申し訳ありません。
タウンページみたいに記念誌も新しいのが来たら古いのを引き取ってもらえるといいんですけどね。
週報はこちらです。

聖書箇所 『マタイの福音書』25章14-30節 

1.
 かつてアメリカのプロ・バスケットボール選手で「バスケの神様」と呼ばれていたスーパープレイヤー、マイケル・ジョーダンの話です。
彼が30歳の時に、まだ戦える力を残しながら引退を表明したとき、ある新聞記者が彼にこう質問しました。
「これから、第二のマイケル・ジョーダンは現れると思うか。」つまり、あなたを越える選手が現れると思うか、と聞いたわけです。
そのとき、彼はこう答えました。「いや、第二のマイケル・ジョーダンは現れないだろう」。
彼の絶対の自信に記者たちはどよめきました。しかし彼のことばはこう続きました。
「第二のマイケル・ジョーダンは現れない・・・そして私も他の選手にマイケル・ジョーダンになれとは言わない」。
 たとえマイケル・ジョーダンのプレイがすばらしくても、それを真似する必要はない。
むしろ自分だけのプレースタイルを作り出して、バスケットボールを楽しみなさい、ということなのでしょう。
今日の聖書箇所の中で、見落としがちですが大切なことばがあります。それは、15節の、「おのおのその能力に応じて」ということばです。
「彼は、おのおのその能力に応じて、ひとりには五タラント、ひとりには二タラント、もうひとりには一タラントを渡し、それから旅に出かけた」。
「彼」というのはこのたとえ話の主人であり、言うまでもなくそれは父なる神をあらわしています。
そしてタラントというのは、私たちが与えられた能力を、神のために用いていくことそのものを指しています。
神は、平等に一タラントずつ与えてはおられません。
それぞれの能力に応じて、ある者は五タラント、ある者は二タラント、ある者は一タラントと変化をつけて与えられます。
不公平だ、と私たちは言うかもしれません。よく才色兼備だとか、天は彼に二物を与えた、などということがあります。
私が丸一日かける説教の準備作業を、ある牧師はものの二、三時間で終わらせてしまいます。
説教原稿も作らずに、私よりも理路整然と説教を語る牧師もいます。あえて私を俎に載せましたが、これは不公平じゃありませんか。
しかし神がそれぞれにふさわしい能力を与えてくださったのです。
それぞれにできることは、人のまねをして第二のなんとかを目指すことではありません。
与えられた能力を精一杯生かして、自分にできることを神のためにささげる。
そこには、人の能力をねたむ暇はありません。続きを読む
posted by 近 at 22:04 | Comment(0) | 2017年のメッセージ