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2019.2.10「深みに漕ぎ出せ」(ルカ5:1-11)

 こんにちは、豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
2月13日(水)午後0時49分頃、当教会の初代牧師(前任牧師)、若月 誠先生が召天されました。85歳でした。
葬儀は、以下の予定で執り行われます。私も、教会代表として列席させていただく予定です。
日時:2019年2月16日(土)午前10:00より
場所:まつい葬祭会館(〒377-0204 群馬県渋川市白井258 TEL 0279-22-1727)
司式者 西山勝美牧師(ベテスダホーム白井城代表)

報告は、次回の更新の際にさせていただきます。慰めのためにお祈りください。週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』5章1-11節 


1.
 今日の説教題は、イエス・キリストが、漁師シモンに語られたことばからとっています。
「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」。しかし彼はまず何と答えたでしょうか。
彼は昨晩の失敗体験から学んだことを思い出して、ついこういう切り口から答えてしまうのです。
「先生。私たちは夜通し働きましたが、 何一つとれませんでした」。
プロの漁師である我々でさえ魚一匹取れなかったのです。どうして元大工であるあなたに漁がわかるのですか。
そんな思いが必ずあったはずです。人は神のことばの前に、まず自分の経験則を持ち出して、やんわりと拒絶します。
私たちを神のことばに逆らわせるのは何でしょうか。それは悪魔でも環境でもありません。私たちの生半可な経験です。
成功体験は、同じことを繰り返せばよいと人にささやきます。失敗体験は、二度と同じことを繰り返してはならないと勧めます。
しかし自分が経験してきたことに頼るならば、神がまったく新しいことをこれからなしてくださるという信仰を心から締め出してしまいます。
 今日、神はあなたに命じられます。「深みにこぎ出せ」。
その「深み」が何を指すのかは人によって違います。しかしそこは、すでにかき回したが、何の結果も生み出さなかったところ。
あなたは言います。「私の経験から言えば、主よ、それは無理です」。シモンの心も最初はそうでした。
しかし経験則を出して神にもの申した彼の人生を変えたのは、その次の言葉です。「でもおことばどおり、網をおろしてみましょう」。
これは信仰というよりは半信半疑の響きがあります。しかしたとえどうあれ、彼は網をおろしたのです。必要なのは行動です。
 あなたの人生の決断は、今まで自分の成功体験、失敗体験、あるいはそのどちらでもない経験の繰り返しで成り立っています。
こうすればうまくいくはず。そんなやり方はうまくいくはずがない。前例がない。聞いたことがない。
しかしシモンがイエス様のおことばどおり網をおろしたとき、奇跡的な大漁が起こりました。
うれしい悲鳴をあげそうなものですが、彼はそうではありませんでした。いっしょの船にいたイエス様の前に彼は突っ伏します。
そしておそらくイエスと目を合わせることもできずに、ただこう叫びました。
「主よ。私のような者から離れてください。私は、罪深い人間ですから」。

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posted by 近 at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2019年のメッセージ