外出自粛やテレワークの中で経済的、精神的に疲れをおぼえておられる方々に、神様からの慰めがありますようにと祈ります。
「重要なお知らせ」のところにも記載してありますが、6月から集会活動を再開いたします。
ただし、いきなり30人規模の方々が一堂に会する礼拝を復活させることはできません。
礼拝堂の大きさは(7×8=)56u。講壇や聖卓、受付などを除いた実面積は最大限とっても30u。
隣の人と1mの距離を取るのであれば、一人あたりの密度は1.4mの2乗=約2uと計算すると、収容人数は15名。
粗い計算ですが(本当はもっと狭い)、大人子ども合わせて15名以下に抑えるために、一日3回の礼拝を行います。
じつは以前から3回の礼拝(第一8:00、第二10:30、夕拝19:30)を行っていたのですが、
第一と夕拝はそれぞれ3〜4人、第二は教会学校の後ということもあって、子ども合わせて30人くらいでした。
この6月は、一ヶ月の試行期間として、以下のように変更します。
第一礼拝 8:30〜9:30 比較的近所の教会員 10人程度教会員については、誰がどの礼拝に参加していただくのかをあらかじめ決めて、役員会報告を郵送し、それぞれにお伝えしました。
第二礼拝 10:30〜11:30 求道者と新来者含めて15人程度
教会学校+第三礼拝 13:00〜15:00 子どもたちと親御さんを中心に、15人程度
ただご本人の希望に基づくものではないので、とくに午後の子どもたちや親御さんには負担を強いることになり、申し訳なく思います。
それにしても、千人教会ならまだしも、この規模の人数で、入場制限を行う日が来るとは思いもしませんでした。
COVID-19に関しては、やがてワクチンや特効薬が生み出されますが、これからも次々とウイルスの亜種(パンデミック)は起こり得ます。
教会堂を含めて、「利用者が社会的距離を保てない施設には建築許可が下りない」という状況が来ることもあり得ないとは言えません。
従来、日本の教会で理想とされる会堂イメージは、4人がけの長椅子が狭い間隔で整列されている「密集陣形」でした。
「駅から○分」に確保した狭い敷地の中に建ぺい率ギリギリの教会堂、さらにその中にどれだけの人を詰め込めるか、という永遠の命題。
そうなると小さな教会の選択肢は、二階建て一択。牧師館も含めると三階建て。
牧師館をあきらめて平屋にするか。平屋と駐車場を取得するために町から離れた調整区域にするか。
しかしこの「社会的距離」という概念がこれからスタンダードになるようであれば、会堂の「新しいかたち」が生まれるのかもしれません。
いずれにしても、会堂は神にささげるものです。今回の説教で扱った、神の箱に対するイスラエルの情熱をいつか共有したいと思います。
週報はこちらです。
聖書箇所 『詩篇』24篇1-10節
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