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2021.6.20主日礼拝説教「悔い改めは恵みへの扉」(使徒3:17-26)

 こんにちは、豊栄キリスト教会牧師、近 伸之です。
週報はこちらです。




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posted by 近 at 17:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2021年のメッセージ

2021.6.13主日礼拝説教「御名と信仰が出会うとき」(使徒3:11-16)

 こんにちは、豊栄キリスト教会牧師、近 伸之です。
 新型コロナウイルスへのワクチンがいよいよ若年層にも解禁となりました。オリンピック・パラリンピックも国民的コンセンサスがとれていないように思えますが、このまま開催という運びになるのでしょうか。

 私が左足を切断したのが1987年でしたので、今から三十年以上も前の時代でした。当時はパラリンピックという言葉なんてなかったよなあと思ってウィキで調べると、1988年のソウルオリンピックで初めてパラリンピックと呼ばれるようになったそうです。当時は義足のランナーがこんなに早く走ることができるということは考えられないことでした。

 今日、肢体障がい者に対する福祉サポートは、昔では考えられないほどに手厚くなっています。おそらく今パラリンピックの義足ランナーが使っている義足を当時手に入れようとしたら、(義肢に使われている技術レベルが比較にならないので粗い想像ですが)一千万円はくだらないことでしょう。しかし今は、相当のところまで保険で賄うこともできますし、かつてのように手足を失うことによる精神的ショックは、今と当時とではずいぶんと違うだろうなと思います。

 その意味では、肢体障がい者にとってはいい時代になった、と言えるかもしれません。しかし、もし私が今の時代に左足を失っていたとしたら、信仰(教会)に導かれていただろうか、ということを考えます。左足の切断手術を終えた夜、幻肢痛というどうしようもない痛みにうなされました。今は亡き母が、夜通し、ない足をさすってくれたことを思い出します。すべてが悪夢であってほしい、夢ならさめるから、と考えました。しかしそのような闇を通ったからこそ、私がキリストに出会うことができたのだ、ということを思うと、もちろん世の中の多くの人々からは一笑に付されるかもしれませんが、足を失い、その後、数年間、人生の答えを求めて彷徨したことも、私にとっては、幸いであったのだろうと考えます。

 今、パラリンピックで活躍している方々を揶揄するつもりは一切ありません。常人には想像もつかないような努力を積み重ねておられるのだろうと思います。しかしたとえ風切るスピードで走ることはできなくても、私も、別の方法で、それらの方々のように走り続けています。この先に何が待っているのかはわかりません。ですが、説教壇でのメッセージを一つ一つ大切にしながら、最後の時までみことばを語ることに力を注ぎながら歩んでいきたいと思います。

 オリンピックも、パラリンピックも、あらゆる人々に祝福されるかたちで開催できたら、一番いいですね。祈りましょう。週報はこちらです。




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posted by 近 at 21:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2021年のメッセージ

2021.6.6主日礼拝説教「ナザレのイエス、その御名を」(使徒3:1-10)

 こんにちは、豊栄キリスト教会牧師、近 伸之です。
 私は主日礼拝の説教を、同じ原稿から計4回行っています。水曜日の事前録画、主日の第一〜第三礼拝での説教です。ですから説教はかつて金・土曜日に重い気持ちで作っていたのですが、今は月曜日から火曜日にかけて作っています。重い気持ちは変わりありませんが。
 第一礼拝は、比較的、原稿に忠実に語りますが、うまく伝わっていないかな?と思った表現などを第二礼拝で修正して語ります。逆に第二礼拝で、原稿にないことをアドリブで入れてしまい、残念な説教になることもあります。そして教会学校を挟んで第三礼拝に臨むのですが、体力的に疲れてしまっていて、だいぶ原稿をカットすることもあります。ただそれまでに三回語っていますので、逆に原稿に依存しない、またいい意味で力の抜けた説教が生まれることもあります。
 今回ブログにアップロードした説教は、第三礼拝のものです。なんと第二礼拝で録画したSDカードをパソコンで読み取ろうとしたら、データが壊れていました。そこでYOUTUBEで流していた6時間以上のライブ配信をダウンロードし、そこから第三礼拝のメッセージ部分だけを抽出した次第です。なぜ第二礼拝のものではなく第三礼拝かというと、疲れている様子が説教に出ているかどうかを確認したかったというのがありますが、どんな風に映っているでしょうか?
 第三礼拝に出席してくださっている方々からは「先生、お疲れですね」と声をかけられることがしばしばあるのですが、疲れがモロ説教に表れてしまっているとしたら、申し訳ないと思います。決して丈夫な体ではありませんが、「声が大きいのが取り柄」(妻・談)なので、マスク越しに今日も大きな声で叫んでいます。疲れた体を聖霊が立ち上がらせて最後まで語らせてください、と願いながら。週報はこちらです。





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posted by 近 at 23:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2021年のメッセージ

2021.5.30主日礼拝説教「あなたがたが十字架につけたのです」(使徒2:22-24、32-39節)

 こんにちは、豊栄キリスト教会牧師、近 伸之です。
先日、もと一部上場のIT企業に勤めていたO川牧師の証しを聞く機会がありました。マルカワでなくオーガワです。
あ、名前出しちゃった、ごめん。勤務先のイメージはたぶんこんな感じです。行ったことないけど。
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O川先生はサーバーの保守管理が担当だったのですが、サーバーの調子が悪いと決まって後輩がやってきて、
O川さん、いつものアレ、頼みますよ」と言われたそうです。
アレというのは「お祈り」です。そこでサーバーに手を置き、イエス様のお名前によって祈ります、アーメン。
すると必ずサーバーの調子が良くなり、「O川さん、イエスさんってすごいっすね!」と言われたそうです。
技術の粋を集めたIT企業とお祈りというミスマッチに、それを聞いた私たち(アナログ牧師)はみな爆笑。
ところが、じつはIT企業のサーバールームでは、まさに霊の戦いが起こっていることが、あるマンガに掲載されていました。
サーバーに魔よけのお札を!? 神頼みのIT企業描くギャグ漫画に「案外ウソでもない」と業界から証言
著作権の都合で、画像を紹介することはできませんが、こういう業界だったんですね。
IT業界で働いているクリスチャンの方々のために祈りたいと思います。がんばれ〜
ところで明日(土曜日)は新潟の下越を聖火ランナーが走ります。現場には行けませんが、応援しています。週報はこちらです。





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posted by 近 at 20:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2021年のメッセージ