
1971(昭和46)年、新潟県中条町(現胎内市)に生まれる。
中学2年生の時に、骨肉腫で左足を切断。
高校3年生の時に、イエス・キリストを救い主と信じ、受洗。
敬和学園大学人文学部を卒業後、新潟市役所に勤務。
高齢者福祉を3年、水産行政に1年間携わった後、牧師になるために退職。
東京基督神学校(現TCU大学院神学科)を卒業後、
2002年より豊栄キリスト教会主任牧師として現在に至る。
現在、学校法人 敬和学園・理事、評議員。同大学同窓会会長(2011.4月〜)
日本同盟福音教団・退職金委員会委員長(2016.4月〜)
新潟福音放送協力会・会計委員(2019.4月〜)
TCU(東京基督教大学)新潟地区支援会・会計委員(2012.4月〜)など。
豊栄の人々へ、牧師からのメッセージ
「豊栄」という町の名前が、私は大好きです。
「豊かに栄える」そんな人生を送りたいと心から願います。
私だけではなく、すべての人がそんな人生を求めています。
しかしすべての人がまた、こう思っていることでしょう。人生は思いどおりにはいかない、と。
私は14歳のときに、骨肉腫という病で左足を失いました。
障がい者という、社会がつけたレッテルに私もまた引きずられました。
それまで描いていた人生の青写真が奪われてしまったような気がしました。
しかしそれは、決して消えることのない、本当の希望を私が持つためだったのです。
人生の希望を見失った私に、イエス・キリストは聖書を通して語りかけてきました。
またイエスは道の途中で、生まれつきの盲人を見られた。ここに私がいました。
弟子たちは彼についてイエスに質問して言った。
「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。
この人ですか。その両親ですか。」
イエスは答えられた。
「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。神のわざがこの人に現れるためです。」(『ヨハネの福音書』9章1-3節)
生まれつき目の見えない人
それはかつての私であり、そして今のあなたです。しかし神は、あなたを優しく見つめてくださっています。
たとえあなたがどれだけ人生に希望を失っていたとしても、あなたはいま、そこにいます。
そのところから「神のわざ」が始まります。どうか人生に迷ったとき、この教会に来てみてください。
悲しみの中でも決して絶望しない人生、文字通り「豊かに栄える」人生が、あなたを待っているのですから。