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2014.9.8 ふうけもん準備日記(5)「お祈りメールが届かなくて」

 いよいよふうけもん新潟試写会まで残り一週間。与えられた三週間のうち、二週間を使い切ったことになる。
いったい今まで何をやっていたのか、と言われるかもしれないが、じつはそれなりに動いていたのだ。
ただ、記事が出る前にブログにアゲることはできないから、沈黙を守っていた。でも今日、ようやく報告できる。
新潟県民240万のソウルペーパー、新潟日報さんが記事としてとりあげてくださったのだ。しかもカラー。

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もっともカラーなのは、お隣の元「オフコース」松尾一彦さんと、シマウマ靴下がまぶしい「セカイノオワリ」のみなさんのほうだが。
だが写真はなくても、しっかりと「便利屋の元祖・中村雅俊が好演」と大きな見出しを入れてくださった。
ありがとう、新潟日報。今日から新潟日報。
「中村雅俊」の字の大きさがセカオワの「銭湯も満喫」にやや負けているのが気になるが、感謝の気持ちは変わらない。

 じつは先週、新潟県内の新聞社、ラジオ局、NHK・民放各地方局のローカル情報を提供する看板番組など13方面に手紙を送っていた。
だがその中で、返事をくださったのは新潟日報さんだけだった。嬉しいながらも、ショックでもあった。
いわゆる「お祈りメール」(就職活動での企業からの不採用通知。「今後の活躍をお祈りいたします」と結ぶから)も届かなかったからだ。

 もしかしたらこれは小さな奇跡だったのかもしれない。
文面は推敲を重ねたつもりではあったが、記事として取り上げていただくにはやはり何かが足りなかったのだろう。
しかし新潟日報の担当者、W氏は、メールでこう書き送ってくださった。
このたびは、映画「ふうけもん」のご案内をいただき、ありがとうございました。
「家族愛に転じた便利屋の半生」という内容の面白さもさることながら、「成功させる会」代表としての熱い思いが伝わってきました。
ご丁寧なお手紙、ありがとうございました。
微力ながら、告知にご協力させてください。大きくは扱えませんが、8日(月)の芸能面に掲載予定です。

 むしろ私自身のほうが、その丁寧な文面と、言葉の暖かさに涙をこぼしそうになった。
牧師という仕事をしていても、このような経験を一生の間に何度でもできるものではない。
「ふうけもん」試写会を、多くの人が心待ちにしてくださっている。
そしてもしかしたら、あなたもそのひとりとして、このブログを覗いてくださったのかも知れない。
9月15日、どうか会場へ足を運んでほしい。
そこにはただ感動する映画というだけではなく、W氏のような人々の優しさにも出会えるのだから。
posted by 近 at 21:42 | Comment(0) | ふうけもん新潟試写会
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