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2022.3.20主日礼拝説教「目を覚まして祈り続けよ」(マルコ14:32-42)

 私が小学生の頃に読んだマンガ、故・石ノ森(当時は石森)章太郎先生の代表作『サイボーグ009』3巻(ベトナム戦争編)に、作者のコラム(読者からのお便り紹介)として、不思議な詩が紹介されていました。今回のウクライナとロシアの戦いを連想させるもので、40年ぶりにもう一度読み直そうとヤフオクにて送料込みで480円で入手しました。もともとの定価は220円でした。時代を感じます。
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そこに書かれていた「読者からのお便り」にはこのようにあります。
 これは今、サイゴンで流行している童話です。(注:昭和40年当時)私は、この童話が大変気に入りましたが、おかしなことに、いったい何をいっているのかわかりません。ベトナム戦争について語っていることくらいしか。先生には、わかりますか。この童話をベトナム戦記から見つけ出しました。・・・(中略)・・・先生に、お願いがあります。「(サイボーグ)009」たちがベトナムにいった時のようなマンガを、もう一度かいてほしいのです。ベトナム人民の苦しみを、よくあらわしたすばらしいマンガを、できればカエルとサソリの童話の意味も書き入れてください。(新潟市 H.M)
ロシアという大国がもつサソリの尾は、かつて同じ祖国の一部であったウクライナの人々の命を幾千も奪っています。しかし同時に、ロシアの普通の兵士たちの中にも、一生癒えることのない傷をもたらすのでしょう。もし石ノ森章太郎先生がご存命なら、このウクライナでの悲劇をどのようにかいたでしょうか。





posted by 近 at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2022年のメッセージ
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