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2015.12.27「たとい剣が刺し貫いても」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』2章21-35節
 21 八日が満ちて幼子に割礼を施す日となり、幼子はイエスという名で呼ばれることになった。胎内に宿る前に御使いがつけた名である。
22 さて、モーセの律法による彼らのきよめの期間が満ちたとき、両親は幼子を主にささげるために、エルサレムへ連れて行った。
23 ──それは、主の律法に「母の胎を開く男子の初子は、すべて、主に聖別された者、と呼ばれなければならない」と書いてあるとおりであった──
24 また、主の律法に「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定められたところに従って犠牲をささげるためであった。
25 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい、敬虔な人で、イスラエルの慰められることを待ち望んでいた。聖霊が彼の上にとどまっておられた。
26 また、主のキリストを見るまでは、決して死なないと、聖霊のお告げを受けていた。
27 彼が御霊に感じて宮に入ると、幼子イエスを連れた両親が、その子のために律法の慣習を守るために、入って来た。
28 すると、シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて言った。
29 「主よ。今こそあなたは、あなたのしもべを、みことばどおり、安らかに去らせてくださいます。
30 私の目があなたの御救いを見たからです。
31 御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、
32 異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの光栄です。」
33 父と母は、幼子についていろいろ語られる事に驚いた。
34 また、シメオンは両親を祝福し、母マリヤに言った。「ご覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人が倒れ、また、立ち上がるために定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。
35 剣があなたの心さえも刺し貫くでしょう。それは多くの人の心の思いが現れるためです。」

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2015.12.20「葛藤を乗り越えて」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今日はクリスマス特別礼拝でした。久しぶりに礼拝に出席できた方、また初めて教会に来られた方もおられました。感謝です。
これを読んでくださっている方々にも、クリスマスの恵みが豊かにありますように。週報はこちらです。

聖書箇所 『マタイの福音書』1章18-25節
 18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。
19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。
20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。
23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)
24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、
25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。

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posted by 近 at 17:54 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.12.13「交わりに生きた女性たち」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
2011〜12年まで二年間、当教会で神学生として奉仕くださったT姉が教団の補教師試験に合格したという知らせを受け取りました。
ここに至るまで決して平坦な道のりではなかったと聞いています。私たちはただ背後で祈ることしかできませんでした。
しかし「信じたとおりになる」(マタイ8:13)というまっすぐな信仰を、T姉は堅持して歩んでこられました。
dogmaticな人々から批判を受けたことも、いずれ牧会の現場で起こることに対する訓練となりましょう。
神が私たち牧者に求めておられるのは謙遜です。どうかこれからの歩みが導かれるように。週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』1章39-56節
 39 そのころ、マリヤは立って、山地にあるユダの町に急いだ。
40 そしてザカリヤの家に行って、エリサベツにあいさつした。
41 エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、子が胎内でおどり、エリサベツは聖霊に満たされた。
42 そして大声をあげて言った。「あなたは女の中の祝福された方。あなたの胎の実も祝福されています。
43 私の主の母が私のところに来られるとは、何ということでしょう。
44 ほんとうに、あなたのあいさつの声が私の耳に入ったとき、私の胎内で子どもが喜んでおどりました。
45 主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」
46 マリヤは言った。「わがたましいは主をあがめ、
47 わが霊は、わが救い主なる神を喜びたたえます。
48 主はこの卑しいはしために目を留めてくださったからです。ほんとうに、これから後、どの時代の人々も、私をしあわせ者と思うでしょう。
49 力ある方が、私に大きなことをしてくださいました。その御名は聖く、
50 そのあわれみは、主を恐れかしこむ者に、代々にわたって及びます。
51 主は、御腕をもって力強いわざをなし、心の思いの高ぶっている者を追い散らし、
52 権力ある者を王位から引き降ろされます。低い者を高く引き上げ、
53 飢えた者を良いもので満ち足らせ、富む者を何も持たせないで追い返されました。
54 主はそのあわれみをいつまでも忘れないで、そのしもべイスラエルをお助けになりました。
55 私たちの父祖たち、アブラハムとその子孫に語られたとおりです。」
 56 マリヤは三か月ほどエリサベツと暮らして、家に帰った。

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posted by 近 at 14:46 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.12.6「『どうして』は信仰の証し」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今年は気合いを入れて、オリジナルのクリスマスチラシを作りました。約7000枚を旧豊栄市近郊の住宅街に新聞折り込みします。

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B5版の表カラーで裏モノクロ、それでも印刷単価が7000枚で約2円ですので、安いですね。ラOスルさんありがとう。
もっとも教会に導かれるきっかけは、折り込みチラシではなくて家族友人に誘われてというのが圧倒的に多いのです。
ですからショートメッセージは、礼拝説教で語ったものを再編集して、クリスマスと絡めました。
「ねえねえ、どう、うちの牧師が書いたのよ(以下略)」てな感じで誘いやすい・・・・か?週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』1章26-38節
 26 ところで、その六か月目に、御使いガブリエルが、神から遣わされてガリラヤのナザレという町のひとりの処女のところに来た。
27 この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリヤといった。
28 御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」
29 しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。
30 すると御使いが言った。「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。
31 ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。
32 その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また、神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。
33 彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。」
34 そこで、マリヤは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」
35 御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。
それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
36 ご覧なさい。あなたの親類のエリサベツも、あの年になって男の子を宿しています。不妊の女といわれていた人なのに、今はもう六か月です。
37 神にとって不可能なことは一つもありません。」
38 マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」
こうして御使いは彼女から去って行った。

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posted by 近 at 09:49 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.11.29「語れる幸い」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
私は、英文の注解書や教会用具などをアメリカのキリスト教書店からネットで購入することがあります。
先週は、そのサイトから「BLACK FRIDAY Bargain」という見出しのメールが頻繁に届きました。
ブラック・マンデー(世界恐慌の引き金となったウォール街の大暴落)ならぬ「ブラック・フライデー・バーゲン」?
てっきり株式が暴落して閉店大売り出しセールを行うのかと思いました。
アメリカでは感謝祭(11月第四木曜日)の翌金曜日は、全米あげての大売り出しセールを行うそうです。
ウィキによると、最初に行ったフィラデルフィアで黒山の人だかりができたので地元警察がそう名付けたとか。
垂涎の注解全集も何割引かで売られていましたが、当教会は牧師謝儀を渡されるのが第一主日なので、手が届きません。トホホ
週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』1章5-25節
 5 ユダヤの王ヘロデの時に、アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。彼の妻はアロンの子孫で、名をエリサベツといった。6 ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行っていた。7 エリサベツは不妊の女だったので、彼らには子がなく、ふたりとももう年をとっていた。
 8 さて、ザカリヤは、自分の組が当番で、神の御前に祭司の務めをしていたが、9 祭司職の習慣によって、くじを引いたところ、主の神殿に入って香をたくことになった。10 彼が香をたく間、大ぜいの民はみな、外で祈っていた。11 ところが、主の使いが彼に現れて、香壇の右に立った。12 これを見たザカリヤは不安を覚え、恐怖に襲われたが、13 御使いは彼に言った。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネとつけなさい。14 その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。15 彼は主の御前にすぐれた者となるからです。彼は、ぶどう酒も強い酒も飲まず、まだ母の胎内にあるときから聖霊に満たされ、16 そしてイスラエルの多くの子らを、彼らの神である主に立ち返らせます。17 彼こそ、エリヤの霊と力で主の前ぶれをし、父たちの心を子どもたちに向けさせ、逆らう者を義人の心に立ち戻らせ、こうして、整えられた民を主のために用意するのです。」18 そこで、ザカリヤは御使いに言った。「私は何によってそれを知ることができましょうか。私ももう年寄りですし、妻も年をとっております。」19 御使いは答えて言った。「私は神の御前に立つガブリエルです。あなたに話をし、この喜びのおとずれを伝えるように遣わされているのです。20 ですから、見なさい。これらのことが起こる日までは、あなたは、ものが言えず、話せなくなります。私のことばを信じなかったからです。私のことばは、その時が来れば実現します。」21 人々はザカリヤを待っていたが、神殿であまり暇取るので不思議に思った。22 やがて彼は出て来たが、人々に話すことができなかった。それで、彼は神殿で幻を見たのだとわかった。ザカリヤは、彼らに合図を続けるだけで、口がきけないままであった。23 やがて、務めの期間が終わったので、彼は自分の家に帰った。
 24 その後、妻エリサベツはみごもり、五か月の間引きこもって、こう言った。25 「主は、人中で私の恥を取り除こうと心にかけられ、今、私をこのようにしてくださいました。」

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posted by 近 at 11:19 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.11.22「四十年を感謝して」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今日は、当教会の創立40周年記念特別礼拝でした。
どこらへんが「特別」かというと、記念誌をベースに、スライドショーを作って礼拝で流しました。
40年を7分にまとめた意欲作です。元になった記念誌は、来月あたりにPDFでアップしたいと思います。



週報はこちらです。

聖書箇所 『申命記』8章1-10節
 1 私が、きょう、あなたに命じるすべての命令をあなたがたは守り行わなければならない。そうすれば、あなたがたは生き、その数はふえ、【主】があなたがたの先祖たちに誓われた地を所有することができる。
2 あなたの神、【主】が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。
3 それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は【主】の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。
4 この四十年の間、あなたの着物はすり切れず、あなたの足は、はれなかった。
5 あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、【主】があなたを訓練されることを、知らなければならない。
6 あなたの神、【主】の命令を守って、その道に歩み、主を恐れなさい。
7 あなたの神、【主】が、あなたを良い地に導き入れようとしておられるからである。そこは、水の流れと泉があり、谷間と山を流れ出た深い淵のある地、
8 小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろの地、オリーブ油と蜜の地。
9 そこは、あなたが十分に食物を食べ、何一つ足りないもののない地、その地の石は鉄であり、その山々からは青銅を掘り出すことのできる地である。
10 あなたが食べて満ち足りたとき、主が賜った良い地について、あなたの神、【主】をほめたたえなければならない。

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posted by 近 at 17:12 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.11.15「信仰が実を結ぶ瞬間(とき)」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
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聖書箇所 『ルカの福音書』7章36-50節
 36 さて、あるパリサイ人が、いっしょに食事をしたい、とイエスを招いたので、そのパリサイ人の家に入って食卓に着かれた。
37 すると、その町にひとりの罪深い女がいて、イエスがパリサイ人の家で食卓に着いておられることを知り、香油の入った石膏のつぼを持って来て、
38 泣きながら、イエスのうしろで御足のそばに立ち、涙で御足をぬらし始め、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、香油を塗った。
39 イエスを招いたパリサイ人は、これを見て、「この方がもし預言者なら、自分にさわっている女がだれで、どんな女であるか知っておられるはずだ。この女は罪深い者なのだから」と心ひそかに思っていた。
40 するとイエスは、彼に向かって、「シモン。あなたに言いたいことがあります」と言われた。シモンは、「先生。お話しください」と言った。
41 「ある金貸しから、ふたりの者が金を借りていた。ひとりは五百デナリ、ほかのひとりは五十デナリ借りていた。
42 彼らは返すことができなかったので、金貸しはふたりとも赦してやった。
では、ふたりのうちどちらがよけいに金貸しを愛するようになるでしょうか。」
43 シモンが、「よけいに赦してもらったほうだと思います」と答えると、イエスは、「あなたの判断は当たっています」と言われた。
44 そしてその女のほうを向いて、シモンに言われた。「この女を見ましたか。わたしがこの家に入って来たとき、あなたは足を洗う水をくれなかったが、この女は、涙でわたしの足をぬらし、髪の毛でぬぐってくれました。
45 あなたは、口づけしてくれなかったが、この女は、わたしが入って来たときから足に口づけしてやめませんでした。
46 あなたは、わたしの頭に油を塗ってくれなかったが、この女は、わたしの足に香油を塗ってくれました。
47 だから、わたしは『この女の多くの罪は赦されている』と言います。それは彼女がよけい愛したからです。しかし少ししか赦されない者は、少ししか愛しません。」
48 そして女に、「あなたの罪は赦されています」と言われた。
49 すると、いっしょに食卓にいた人たちは、心の中でこう言い始めた。「罪を赦したりするこの人は、いったいだれだろう。」
50 しかし、イエスは女に言われた。「あなたの信仰が、あなたを救ったのです。安心して行きなさい。」

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2015.11.8「神の子どもたちの祝宴」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
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聖書箇所 『ルカの福音書』7章24-35節
 24 ヨハネの使いが帰ってから、イエスは群衆に、ヨハネについて話しだされた。「あなたがたは、何を見に荒野に出て行ったのですか。風に揺れる葦ですか。
25 でなかったら、何を見に行ったのですか。柔らかい着物を着た人ですか。きらびやかな着物を着て、ぜいたくに暮らしている人たちなら宮殿にいます。
26 でなかったら、何を見に行ったのですか。預言者ですか。そのとおり。だが、わたしが言いましょう。預言者よりもすぐれた者をです。
27 その人こそ、
  『見よ、わたしは使いをあなたの前に遣わし、
  あなたの道を、あなたの前に備えさせよう。』
と書かれているその人です。
28 あなたがたに言いますが、女から生まれた者の中で、ヨハネよりもすぐれた人は、ひとりもいません。しかし、神の国で一番小さい者でも、彼よりすぐれています。
29 ヨハネの教えを聞いたすべての民は、取税人たちさえ、ヨハネのバプテスマを受けて、神の正しいことを認めたのです。
30 これに反して、パリサイ人、律法の専門家たちは、彼からバプテスマを受けないで、神の自分たちに対するみこころを拒みました。
31 では、この時代の人々は、何にたとえたらよいでしょう。何に似ているでしょう。
32 市場にすわって、互いに呼びかけながら、こう言っている子どもたちに似ています。
  『笛を吹いてやっても、君たちは踊らなかった。
  弔いの歌を歌ってやっても、泣かなかった。』
33 というわけは、バプテスマのヨハネが来て、パンも食べず、ぶどう酒も飲まずにいると、『あれは悪霊につかれている』とあなたがたは言うし、
34 人の子が来て、食べもし、飲みもすると、『あれ見よ。食いしんぼうの大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ』と言うのです。
35 だが、知恵の正しいことは、そのすべての子どもたちが証明します。」

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2015.11.1「目指したのは自由の国」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
またも期間限定のお知らせですが、11/5までGYAO!で「言の葉の庭」というアニメが無料で視聴できます。
「言の葉」と聞いて「みことば」を連想される方もいるかもしれませんが、聖書とは関係ありません。
ただ、「これがアニメ?」と思えるほどのクオリティ!雨のしずく、やかんの湯気一つ取ってみても、驚くほどの美しさ。
お話の内容は、いわゆるラブストーリーですが、告白した後からラストまでの10分間の展開は、良い意味で予想を裏切ります。
46分でこれだけのものが作れるならば、30分の説教も、もっともっとみことばの滋味を語ることができるはずだと改めて思わせられます。
週報はこちらです。

聖書箇所 『ルカの福音書』7章18-23節
 18 さて、ヨハネの弟子たちは、これらのことをすべてヨハネに報告した。
19 すると、ヨハネは、弟子の中からふたりを呼び寄せて、主のもとに送り、「おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも、私たちはほかの方を待つべきでしょうか」と言わせた。
20 ふたりはみもとに来て言った。「バプテスマのヨハネから遣わされてまいりました。『おいでになるはずの方は、あなたですか。それとも私たちはなおほかの方を待つべきでしょうか』とヨハネが申しております。」
21 ちょうどそのころ、イエスは、多くの人々を病気と苦しみと悪霊からいやし、また多くの盲人を見えるようにされた。
22 そして、答えてこう言われた。「あなたがたは行って、自分たちの見たり聞いたりしたことをヨハネに報告しなさい。目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者たちに福音が宣べ伝えられている。
23 だれでもわたしにつまずかない者は幸いです。」

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2015.10.25「命より大切なもの」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
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聖書箇所 『士師記』11章29-40節
 29 【主】の霊がエフタの上に下ったとき、彼はギルアデとマナセを通り、ついで、ギルアデのミツパを通って、ギルアデのミツパからアモン人のところへ進んで行った。
30 エフタは【主】に誓願を立てて言った。「もしあなたが確かにアモン人を私の手に与えてくださるなら、
31 私がアモン人のところから無事に帰って来たとき、私の家の戸口から私を迎えに出て来る、その者を【主】のものといたします。私はその者を全焼のいけにえとしてささげます。」
32 こうして、エフタはアモン人のところに進んで行き、彼らと戦った。【主】は彼らをエフタの手に渡された。
33 ついでエフタは、アロエルからミニテに至るまでの二十の町を、またアベル・ケラミムに至るまでを、非常に激しく打った。こうして、アモン人はイスラエル人に屈服した。
 34 エフタが、ミツパの自分の家に来たとき、なんと、自分の娘が、タンバリンを鳴らし、踊りながら迎えに出て来ているではないか。彼女はひとり子であって、エフタには彼女のほかに、男の子も女の子もなかった。
35 エフタは彼女を見るや、自分の着物を引き裂いて言った。「ああ、娘よ。あなたはほんとうに、私を打ちのめしてしまった。あなたは私を苦しめる者となった。私は【主】に向かって口を開いたのだから、もう取り消すことはできないのだ。」
36 すると、娘は父に言った。「お父さま。あなたは【主】に対して口を開かれたのです。お口に出されたとおりのことを私にしてください。【主】があなたのために、あなたの敵アモン人に復讐なさったのですから。」
37 そして、父に言った。「このことを私にさせてください。私に二か月のご猶予を下さい。私は山々をさまよい歩き、私が処女であることを私の友だちと泣き悲しみたいのです。」
38 エフタは、「行きなさい」と言って、娘を二か月の間、出してやったので、彼女は友だちといっしょに行き、山々の上で自分の処女であることを泣き悲しんだ。
39 二か月の終わりに、娘は父のところに帰って来たので、父は誓った誓願どおりに彼女に行った。彼女はついに男を知らなかった。こうしてイスラエルでは、
40 毎年、イスラエルの娘たちは出て行って、年に四日間、ギルアデ人エフタの娘のために嘆きの歌を歌うことがしきたりとなった。

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posted by 近 at 17:15 | Comment(0) | 2015年のメッセージ