最近の記事

2015.5.31「絶望ではなく希望を」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今週の礼拝は、私たち日本同盟基督教団・新潟山形宣教区に所属する12教会の一斉講壇交換でした。
私は佐渡金井キリスト教会にて説教奉仕、また豊栄には五十嵐キリスト教会の山岸直生牧師が来てくださいました。
録画機材の関係で、今週は説教の録画はありません。
その代わり(?)、船窓から私が撮影した日本海をバックに、説教の録音をお届けします。
映画『タイタニック』に出てきた牧師先生をイメージすると、気分が出るかも(何の?)
週報はこちらです。

o0320015613144768582.jpg

聖書箇所 エレミヤ書29:10-14
 10 まことに、【主】はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。
11 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。──【主】の御告げ──それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
12 あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。
13 もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。
14 わたしはあなたがたに見つけられる。──【主】の御告げ──わたしは、あなたがたの繁栄を元どおりにし、わたしがあなたがたを追い散らした先のすべての国々と、すべての場所から、あなたがたを集める。──【主】の御告げ──わたしはあなたがたを引いて行った先から、あなたがたをもとの所へ帰らせる。」

posted by 近 at 16:08 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.5.24「聖霊よ、私を用いたまえ」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
先週金曜日の夜遅く、私の母が天に召されました。
14年前、脊髄小脳変性症という難病にかかり(「1リットルの涙」と同じ病)、言葉を発することもできなくなっている中の死でした。
今はまだ何も語ることができませんが、しばらくしたら言葉をまとめたいと思います。
今日の説教も、「おまえの話はムズカシイからなァ」という昔言われた感想が聞こえてきそうです。週報はこちらです。

聖書箇所 使徒の働き2:1-11
 1 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
2 すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
3 また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。
4 すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
 5 さて、エルサレムには、敬虔なユダヤ人たちが、天下のあらゆる国から来て住んでいたが、
6 この物音が起こると、大ぜいの人々が集まって来た。彼らは、それぞれ自分の国のことばで弟子たちが話すのを聞いて、驚きあきれてしまった。
7 彼らは驚き怪しんで言った。「どうでしょう。いま話しているこの人たちは、みなガリラヤの人ではありませんか。
8 それなのに、私たちめいめいの国の国語で話すのを聞くとは、いったいどうしたことでしょう。
9 私たちは、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人、またメソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、
10 フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者たち、また滞在中のローマ人たちで、
11 ユダヤ人もいれば改宗者もいる。またクレテ人とアラビヤ人なのに、あの人たちが、私たちのいろいろな国ことばで神の大きなみわざを語るのを聞こうとは。」

続きを読む
posted by 近 at 16:04 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.5.17「義信安喜(ぎしんあんき)」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今日の説教題はまるで兄弟の名前のようですが、言うまでもなく「疑心暗鬼」をもじったものです。
説教を英語に通訳してくださっている姉妹(スリランカ出身)から、「難しい!」と言われてしまいました。
「疑心暗鬼」って、英語では何と言うのでしょうか。週報はこちらです。

聖書箇所 ヨハネの福音書20:19-23
 19 その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」
20 こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。
21 イエスはもう一度、彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
22 そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
23 あなたがたがだれかの罪を赦すなら、その人の罪は赦され、あなたがたがだれかの罪をそのまま残すなら、それはそのまま残ります。」

続きを読む
posted by 近 at 15:56 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.5.10「母が子どもに伝えるものは」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今日は母の日ですね。講壇のお花がとてもきれいだったので写真を撮りました。
DSC002645B15D.JPG
週報はこちらです。

聖書箇所 マルコの福音書6:14-29
 14 イエスの名が知れ渡ったので、ヘロデ王の耳にも入った。人々は、「バプテスマのヨハネが死人の中からよみがえったのだ。だから、あんな力が、彼のうちに働いているのだ」と言っていた。15 別の人々は、「彼はエリヤだ」と言い、さらに別の人々は、「昔の預言者の中のひとりのような預言者だ」と言っていた。16 しかし、ヘロデはうわさを聞いて、「私が首をはねたあのヨハネが生き返ったのだ」と言っていた。17 実は、このヘロデが、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、──ヘロデはこの女を妻としていた──人をやってヨハネを捕らえ、牢につないだのであった。18 これは、ヨハネがヘロデに、「あなたが兄弟の妻を自分のものとしていることは不法です」と言い張ったからである。19 ところが、ヘロデヤはヨハネを恨み、彼を殺したいと思いながら、果たせないでいた。20 それはヘロデが、ヨハネを正しい聖なる人と知って、彼を恐れ、保護を加えていたからである。また、ヘロデはヨハネの教えを聞くとき、非常に当惑しながらも、喜んで耳を傾けていた。21 ところが、良い機会が訪れた。ヘロデがその誕生日に、重臣や、千人隊長や、ガリラヤのおもだった人などを招いて、祝宴を設けたとき、22 ヘロデヤの娘が入って来て、踊りを踊ったので、ヘロデも列席の人々も喜んだ。そこで王は、この少女に、「何でもほしい物を言いなさい。与えよう」と言った。23 また、「おまえの望む物なら、私の国の半分でも、与えよう」と言って、誓った。24 そこで少女は出て行って、「何を願いましょうか」とその母親に言った。すると母親は、「バプテスマのヨハネの首」と言った。25 そこで少女はすぐに、大急ぎで王の前に行き、こう言って頼んだ。「今すぐに、バプテスマのヨハネの首を盆に載せていただきとうございます。」26 王は非常に心を痛めたが、自分の誓いもあり、列席の人々の手前もあって、少女の願いを退けることを好まなかった。27 そこで王は、すぐに護衛兵をやって、ヨハネの首を持って来るように命令した。護衛兵は行って、牢の中でヨハネの首をはね、28 その首を盆に載せて持って来て、少女に渡した。少女は、それを母親に渡した。29 ヨハネの弟子たちは、このことを聞いたので、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めたのであった。

続きを読む
posted by 近 at 17:09 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.5.3「桃太郎から愛を込めて」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
今日はゴールデンウィークのただ中で、CSの子どもたちは毎年恒例の、町へお出かけです。
(こう書くと、ものすごく田舎に住んでいるように聞こえますが、一応政令指定都市の住民です)
私ですか?第一週なので、礼拝後はいつものように定例役員会です。
うらやましくなんてありませんとも。ええ、全然うらやましくありません。・・・・ 週報はこちらです。

聖書箇所 ピリピ人への手紙4:1-4
 1 そういうわけですから、私の愛し慕う兄弟たち、私の喜び、冠よ。どうか、このように主にあってしっかりと立ってください。私の愛する人たち。
 2 ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。
3 ほんとうに、真の協力者よ。あなたにも頼みます。彼女たちを助けてやってください。この人たちは、いのちの書に名のしるされているクレメンスや、そのほかの私の同労者たちとともに、福音を広めることで私に協力して戦ったのです。
 4 いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。

続きを読む
posted by 近 at 18:11 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.4.26「子どものように」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
以前、うちの教会ではイースターの午後に教会墓地にて召天者記念会を行っていました。
しかしイースターの日というのは、新潟では雨だったり寒かったりする日が多いのです。
そのため数年前から日をずらして行うようになり、今日がその召天者記念会でした。ええ、もちろん良い天気でしたとも。
30分ほどの礼拝の後には、墓の周りにブルーシートを敷いて、お菓子をほおばり、お茶を片手に交わりの時間。
傍目にはきっと異様な集団に見えたかもしれませんが、幸いなひとときでした。週報はこちらです。

聖書箇所 マルコの福音書10:13-16
 13 さて、イエスにさわっていただこうとして、人々が子どもたちを、みもとに連れて来た。ところが、弟子たちは彼らをしかった。
14 イエスはそれをご覧になり、憤って、彼らに言われた。「子どもたちを、わたしのところに来させなさい。止めてはいけません。神の国は、このような者たちのものです。
15 まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに、入ることはできません。」
16 そしてイエスは子どもたちを抱き、彼らの上に手を置いて祝福された。

続きを読む
posted by 近 at 17:31 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.4.19「福音を恥としない」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。今日も暖かい一日でした。
春眠暁を覚えずとはよく言ったもので、説教の冒頭にいきなり大あくびをかます信徒を発見!
思わず説教も、ちょっと怒ってる?ように見えたら申し訳ありません。
あくびは講壇から見えないように行うことを心がけましょう。週報はこちらです。

聖書箇所 ローマ人への手紙1:16,17
 16 私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。
17 なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。

続きを読む
posted by 近 at 17:00 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.4.12「祈りは呼吸」

 こんにちは。豊栄キリスト教会牧師の近 伸之です。
 今日はいかにも春めいた、新潟では珍しいうららかな天候でした。青年会では近くの公園にお花見に行ったようです。
後日、写真などをアップします。週報はこちらです。

聖書箇所 ルカの福音書11:1-4
 1 さて、イエスはある所で祈っておられた。その祈りが終わると、弟子のひとりが、イエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」
2 そこでイエスは、彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。『父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。
3 私たちの日ごとの糧を毎日お与えください。
4 私たちの罪をお赦しください。私たちも私たちに負いめのある者をみな赦します。私たちを試みに会わせないでください。』」

続きを読む
posted by 近 at 16:38 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.4.5「恐ろしさを越えて」

 イースターおめでとうございます。タマゴがてんこ盛りだったので、写真に撮ってみました。
DSC00113.JPG
もうちょっとおいしそうに撮れたらよかったのですが 週報はこちらです。

聖書箇所 マルコの福音書16:1-8
 1 さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。
2 そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。
3 彼女たちは、「墓の入口からあの石をころがしてくれる人が、だれかいるでしょうか」とみなで話し合っていた。
4 ところが、目を上げて見ると、あれほど大きな石だったのに、その石がすでにころがしてあった。
5 それで、墓の中に入ったところ、真っ白な長い衣をまとった青年が右側にすわっているのが見えた。彼女たちは驚いた。
6 青年は言った。「驚いてはいけません。あなたがたは、十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのでしょう。あの方はよみがえられました。ここにはおられません。ご覧なさい。ここがあの方の納められた所です。
7 ですから行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます』とそう言いなさい。」
8 女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。すっかり震え上がって、気も転倒していたからである。そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。

続きを読む
posted by 近 at 16:10 | Comment(0) | 2015年のメッセージ

2015.3.29「暗闇はらわれし時」

 数年前から、「ハロウィン」を銘打ったお菓子が登場するようになりました。たとえば、こんなの。
o040003051173-400x305.jpg
ハロウィンは直接キリスト教とは関係ないので、むしろイースターのほうを出してよ、亀田製菓さん。
と思っていたら、廉価版スイーツの老舗、モンテールさんより、期間限定でこんな商品が。
96958A9E889DEAE6E2E1E2E4E2E2E2E4E2E1E0E2E3E7869BE2E2E2E2-DSXKZO8403061006032015TI0000-PN1-2.jpg
ちなみに写真のミルクカスタードプリンは「なめらか」、同時発売のカラメルカスタードプリンは「かため」だそうです。
それにしても、クリスマス、ハロウィンに続いてイースターがお菓子業界で市民権を得てきたのは喜ばしいこと。
もうすぐパッケージに「レント(四旬節)」が出てくる日も近いかもしれません。モンテールさん、よろしくお願いします。
聖書そのまま「受難」でもいいです。食べるのが怖いような気もしますが。週報はこちらです。

聖書箇所 マタイの福音書27:45-56
 45 さて、十二時から、全地が暗くなって、三時まで続いた。
46 三時ごろ、イエスは大声で、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と叫ばれた。これは、「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
47 すると、それを聞いて、そこに立っていた人々のうち、ある人たちは、「この人はエリヤを呼んでいる」と言った。
48 また、彼らのひとりがすぐ走って行って、海綿を取り、それに酸いぶどう酒を含ませて、葦の棒につけ、イエスに飲ませようとした。
49 ほかの者たちは、「私たちはエリヤが助けに来るかどうか見ることとしよう」と言った。
50 そのとき、イエスはもう一度大声で叫んで、息を引き取られた。
51 すると、見よ。神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。そして、地が揺れ動き、岩が裂けた。
52 また、墓が開いて、眠っていた多くの聖徒たちのからだが生き返った。
53 そして、イエスの復活の後に墓から出て来て、聖都に入って多くの人に現れた。
54 百人隊長および彼といっしょにイエスの見張りをしていた人々は、地震やいろいろの出来事を見て、非常な恐れを感じ、「この方はまことに神の子であった」と言った。
55 そこには、遠くからながめている女たちがたくさんいた。イエスに仕えてガリラヤからついて来た女たちであった。
56 その中に、マグダラのマリヤ、ヤコブとヨセフとの母マリヤ、ゼベダイの子らの母がいた。

続きを読む
posted by 近 at 19:25 | Comment(0) | 2015年のメッセージ